日本の近代建築の基礎を築いた建築家、辰野金吾設計の東京駅で、建築出身クリエイターが手掛ける4ブランド「十布(てんぷ)」、「DOMYO」、「五月女寛」、「MASAAKi TAKAHASHi」が集結。
建築に携わって来たからこそ見える、ものへのこだわりや、社会の仕組み。その思いが、ブランド作品に現れています。
第一回目となる今回の展示では、全くジャンルの異なる作品でありながら[Something Architecture]「何か、建築」という共通のテーマで、ブランド自ら、それぞれのストーリーの説明と共に、POP UP STOREとして、東京駅構内、エキュート東京にて、展示・販売いたします。
【開催概要】
Something Architecture
建築出身クリエイターによる作品展
会 期:2019年10月21日(月)-11月4日(月)
場 所:エキュート東京 粋{ikisui}
〒100-0005東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅構内
開場時間:午前9時―午後10時(日曜、祝日は午後9時30分まで)
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出展ブランド
【十布(テンプ)】
「十布(テンプ)」は、イラストレーター福田利之と建築家滝口聡司のクリエイティビティで、様々な種類のテキスタイル、布プロダクトを製作、発信していくブランドです。布それ自体が持っている特徴や風合い、製品をつくりだす職人さんの経験と技術、生産地各地で育まれてきた伝統や思想。十布はひとつひとつの製品を丁寧につくりだしていくことを大切にしています。
【DOMYO】
道明は上野池之端に店をかまえる組紐処であり、1652年創業です。江戸期には糸商として刀の下緒、柄糸などを主に取扱い、明治期以降は帯締、羽織紐を主として、創業以来様々な組紐の製作を行ってきました。製品は全て自社の職人による手染、手組。また奈良の正倉院をはじめとする日本各地に伝わる歴史的組紐の調査研究、および復元模造を手がけ、組紐に関する広範な知識と技術を保持しております。2015年から、この日本独自の工芸である組紐を世界中の人々に知ってもらうため、洋装ブランド「DOMYO」をスタートし、ネクタイ、ボウタイ、アクセサリーなど多彩なプロダクトの展開を始めました。
【五月女寛】
建築設計の仕事に携わりながらプライベートな時間で陶芸制作をはじめました。2005年からギャラリー、クラフトフェア等で作品を発表し、現在に至ります。従来の枠に囚われない自由な発想のもと、日々土と向き合いながら、素材のもつ可能性を探究しています。現在、手びねりで一つひとつ時間を掛けて仕上げていく方法を用いながら、家型のオブジェや器、花入れ等を制作しています。大切に思うことは 『手触り・簡素さ・ぬくもり』です。めざすものは 『暮らしの傍らで自然に佇む陶』 です。
【MASAAKi TAKAHASHi】
まだ、機械化による量産ができなかった100年以上前のアンティークジュエリーの時代に栄えた「ろう付け」(溶接)で組み上げる「よせもの」技術にみせられ、和の表現や現代的なデザインに、スワロフスキー・クリスタルを取り入れた、独自のデザインを展開するコスチュームジュエリーブランドです。量産技術では表現できない、軽さや繊細さ、透け感、また、1点ものの作品など、一つ一つの価値を大切にする作品づくりが可能な「よせもの」作品。都内では、この技術で立体物を製作できる職人が数名しかおらず、東京都からは、伝統的工芸品として認められ、「よせもの」技術の、認知と普及にも精力的に活動しています。スワロフスキー社からも、パートナーブランドとして認められ、世界にもその活躍の場を広げています。テキストを追加する
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